TFG(桜庭大翔・堀田怜央・前川優希)
「なに、この人たち?」って
興味をもってもらえるぐらいが、
気軽なテンションでちょっとおもろいなって。
掲載:mix 2019 冬号(2019.11.22)
取材・文:中井 晴菜 撮影:山口 楊平
TFG 桜庭大翔・堀田怜央・前川優希
2.5次元舞台などを中心に活躍する俳優7人で編成された『TFG』は、今年4月に結成し、たった3カ月でメジャーデビューを果たした。それぞれ担当の香りがあり、“五感すべてを刺激し楽しませる”ことをテーマに掲げた“新感覚”アーティストグループなのだ。2ndシングルのリリースを目前にする、ハーバルノート担当・前川優希さん、シトラスノート担当・堀田怜央さん、バルサムノート担当・桜庭大翔さんに話を聞いた。
—まずは、自己紹介を!桜庭さんに対して、2人はどんな印象を持っていますか?
堀田:すごく思いやりのある優しい人。一緒に歩いていて車が来た時、「危ない!」って自然にできるんです。
前川:女性の前ではぶっきらぼうかもしれませんが、一番男らしい人間だと思います。

桜庭大翔さん
—男性から見てもカッコイイ桜庭さんから見た前川さんの印象は?
桜庭:今まで出会った人の中でも、トップレベルで周りが見えている人だと思いますね。思ったことを伝える時も、気遣った言い方をしてくれる。なんて素晴らしい人間でしょう!
堀田:さらにお話が面白いんですよ。エンターテイナーです!

前川 優希さん
—それは頼もしいですね!堀田さんの印象はどうですか?
前川:本当にひたむきで真面目で。「あざとい」って言われることも、怜央くんのひたむきさを分かっている人たちは「頑張れ」って思うだろうし、俺らも思ってる。
桜庭:怜央くんにしか出せない色があるよね。

堀田 怜央さん
—12月にリリースされる2ndシングルは前回と印象が変わり、また一味違うTFGの良さが引き立っていました。初めて聞いた時の印象は?
堀田:1stシングル『My dear Summer』は明るくて元気な曲だったんですけど、今回は印象がガラリと変わって切なくてしっとりとした曲に。MVでは一人ひとり異なるシチュエーションで恋が描かれています。
桜庭:いろんな風にとらえられるよね。聴いた時によって寂しかったり、恋しかったり。キャッチ―な歌詞もあって、TFGらしさが詰まっていると思います。
前川:友だちから「2枚目出すの!? タイトルなに?」と連絡が来て、「『神さま お願い』だよ」って答えたら「wwwwwwww」って(笑)。でも最近はそれでいいのかなって思います。『My dear Summer』の「お待ちどうさま!」というキャッチ―な部分だったり、『神さま お願い』っていう誰もつけないようなタイトルだったり。「なに、この人たち?」って興味を持ってもらえるぐらいが、気軽なテンションでちょっとおもろいなって。そういう意味で、TFGは人の心にスッと入ってくるグループだと思います。
—その親近感がファンの心を掴んでいるんですね。イベントを通して、応援している人と直接会う機会が多い皆さんにとって、ファンの存在とは?
前川:僕たちは、俳優のお仕事でファンの皆さんとお会いできる機会がありません。ライヴでは曲を歌っている時やトーク中の歓声で、どの部分で反応があったのかをダイレクトに感じていて、それがライヴを形作る一つであり、TFGとしての要素の一つだと思います。どう思っているのかをすぐに感じられるので、ファンの皆様の存在はすべてにおいて良い師匠であり、ライバルであり、引っ張っていきたい存在。皆様の反応があるから、僕たちはさらに高みを目指すことができますし、安心して活動できる理由でもあります。大切な存在だと日々思っています。
メンバー全員が俳優であることから、練習やライヴのスケジュール調整に苦戦していると不安を語る一面も。もがきながらも笑顔を忘れず前へ進もうと奮闘している彼らの姿は、「自分も頑張らなきゃ」と思わせる元気と勇気を与えてくれた。
————————————– ≪ Addition Talk! ≫ ————————————–
Q.もしも一つだけ願いが叶うなら、神さまになにをお願いする?
前川:あと5日間福岡にいたい! もつ鍋、ラーメン、餃子、海鮮…。全部食べたいのに足りないのよ、胃と体が!(笑)
桜庭:口内炎の無いHappy Lifeを送りたい! 最高記録は7個。痛すぎて失神しかけたことも(泣)。福岡名物をストレスなく味わいたい。
堀田:無限の胃袋がほしい! いっぱい食べる方だけど足りない。福岡のフワフワのうどんを一杯食べたい。
■RELEASE
発売中 Single『神さま お願い』
CDのみ通常盤 2タイプ 各1320円